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腰痛の種類/脊椎性 |
脊椎性の腰痛とは、普通によく言われる腰痛のことで、腰を動かすと痛いとか前かがみになると痛い、腰が重い、立ち仕事で痛いとかの日常よく経験する腰痛です。
慢性の腰痛の他に、魔女の一撃といわれる”ぎっくり腰”などもここに含まれます。
脊椎(背骨)のみが原因でなく、周囲の筋肉や筋(すじ)が損傷した場合もここに含めて考えてよいでしょう。
この腰痛は多くの人が経験するもので、特に病院にかかることなく、持病としてもっている人も多いものです。
痛む時に湿布を貼ったり、温めたり、指圧をしたり、あるいいは腰用サポーター(コルセット)などのグッズを使ったりと、色々な腰痛の治し方を試しているひとも多いですね。
特に、痛みがだんだんひどくなる、痛みが足の方へ広がってきた、足のシビレを伴うようになったなどのことがなければ、危険な病気の可能性は低いと思われます。
最近では、整形外科の医師も、むやみに安静にせずに、痛みの許容範囲の中で日常的な活動をした方が返って腰痛を悪化させないのでよい、という考え方になってきています。
腰痛は不思議な病態で、腰に気持ちがとらわれて悲観的になっていると、どうしても腰をかばうようになり、かえって足腰が弱くなってしまうようです。ですから、何か自分で取り組める対策を見つけて取り組むのがいいと思います。
このことは最新の整形外科学会などでも認知されていて、腰痛には精神的な影響が大きいことから、心理的な面を治療上も重視するようになってきています。
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