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腰痛/病院の治療 |
腰痛でかかる病院は普通整形外科ですが、そこでの腰痛の治し方はどのようなものでしょうか?
通常は、鑑別診断という感じで、現在の症状と既往症などを聞き(問診)、まずその腰痛が危険・重篤なものでないかを判断します。
そして、通常よくある腰痛であれば、一通りの検査をし、病名を確定していきます。現代医学の場合は、まず病名の診断をつけることから始まります。
そして、治療方針が決まり、治療の開始となります。これが通常の腰痛の治し方でしょう。
具体的な治療としては、まずは湿布薬や電気治療、温熱療法、鎮痛剤の処方などの、保存療法(手術などでない穏やかな治療)が主となります。
病院にもよりますが、運動療法のプログラムを行うこともあるでしょう。特に大きな病院でリハビリの施設が充実しているところでは、運動療法にチカラを入れていることが多いようです。
また東洋医学を採用しているところでは、鍼灸治療や漢方薬を併用する場合もあります。特に鍼灸治療は腰痛には優れた効果を発揮する場合があります。
検査などにより、保存療法では効果が薄く、早く強力な治療が必要と判断されれば、外科的な治療(手術)となるでしょう。例えば椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などで痛みの強い腰痛の場合の治し方です。
ちなみに、私の叔母(70歳)が脊柱管狭窄症で去年ペインクリニックに入院しましたが、治療内容は、当初は安静と痛み止めのブロック注射、痛みが落ち着くに従い運動療法が加わったようです。自宅で身動きが出来なくなっての入院で、入院期間は半年、比較的重かったようですが、手術はしませんでした。
およそ病気というものは、治療の開始が早ければそれだけ治りも早いので、腰痛の痛みが強い場合は、ためらわずに早めに医療機関で治したほうが得策です。
また危険な腰痛を見逃し、手遅れになるのを避けることができます。
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