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腰痛/東洋医学・整体など |
腰痛の東洋医学での治し方としては、針・灸、あんま・指圧、マッサージ、漢方薬、ヨーガなどがあります。
このうち、マッサージ、ヨーガはいわゆる東洋医学ではありませんが、現代医学以外の腰痛治療(治し方)ということで、ここに入れます。
針・灸は、腰痛の治し方としては、かなり効果の高い方法です。西洋医学の医者でも針・灸を腰痛治療に取り入れている人もいます。
ぎっくり腰や慢性の腰痛のみでなく、腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症による坐骨神経痛にもよく効きます。針治療は種類も多く、単純に鍼を刺すものから、電気や低周波を利用する方法、鍼の先に温灸をつける灸頭鍼、極く小さい鍼を皮膚に絆創膏で固定する方法などいろいろです。
古典鍼灸といって、中国伝来の経絡や経穴(ツボ)を重視するやり方と現代医学の整形外科学的なアプローチから筋肉・関節、神経をターゲットに治療する方法に大別されるでしょう。
鍼灸本来の効果を引き出すには、古典的な経絡・ツボを利用した治療が必要だと思います。
一般的に健康保険が効かず、自費での治療になります。治療代はおおよそ1回4,5千円くらいでしょう。患者の多い評判のよいところならまず安心です。
場合によっては、1,2回の治療でほとんど治ってしまう場合もあります。慢性の腰痛でも数ヶ月の治療でかなり軽くなるでしょう。
このサイトの別ページで説明している「ツボ療法」も東洋医学の知識に基づいています。
あんま・指圧、マッサージも、腰痛治療にも腰痛予防にも効果的です。マッサージ治療院などでは、治療代は鍼灸の場合とほぼ同じです。
スポーツ選手で腰痛を持っている人は、定期的にマッサージなどの施術を受けてコンディションを整えています。
漢方薬で腰痛治療というと意外な治し方と思われがちですが、漢方薬には鎮痛効果をもつ処方がありますし、筋肉を柔らかくするような処方もあります。
また体調全般を漢方薬で整え腰痛を緩和するアプローチもあるでしょう。冷え症や虚弱な体質で腰痛になりやすい人は、漢方薬を試す価値ありです。
ヨーガはインドの伝統医学です。緩やかなポーズで身体のバランスの乱れを直しながら腰痛の緩和を目指します。ヨーガではありませんが、最近マッケンジー体操という体操法が話題になっています。腰を反るようにするポーズが特徴のようです。
ヘルニアによる坐骨神経痛や脊柱管狭窄症に特に効果があるといわれています。
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