姿勢を正して腰痛を防ぐ「馬具座椅子」
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腰痛/家庭での対処法(2)〜ツボ療法(指圧) |
家庭で出来る腰痛の治し方としてツボ療法があります。腰痛のツボというと、腰のあたりのツボを考え勝ちですが、実は足の周りに腰痛に良く効くツボが結構あります。
また、腰のあたりは面積も大きく、筋肉も硬めのため指圧やマッサージを素人がするとなると、かなり大変な作業になります。腰の辺りは温灸など労力の要らない方法が向いていると思います。
家庭での腰痛の治し方としてツボ療法を考えた場合、一人で簡単にできる足のツボは簡単で効果もあり、お勧めできます。
上の画像をご覧下さい。
外くるぶしの後ろ側にはアキレス腱(縦の太い線)があり、その前方には骨の盛り上がり(点線)が上へと続いています。
その間の赤のギザギザのあたりが、腰痛の際によく現れる押すと痛い部分(圧痛)のゾーンです。
そしてその中に、「崑崙(こんろん)」「ふよう」「ひよう」というツボがあります。
「崑崙」は外くるぶしのほぼ後ろ、「ふよう」は外くるぶしの上際から第2〜5指の指4本分の高さ、「ひよう」はさらにその上指4本分くらいの高さにあります。
これらのツボは、鍼灸治療で言うところの「膀胱経」という経絡の上にあります。
膀胱経は、腰の上を通過しているので、この足の辺のツボ療法でも、その刺激が経絡を通して腰痛に効くわけです。
この足のツボを中心にしたゾーンを下から上へと指圧していくと、痛い部分があります。ツボは目安なので、必ずしも上のツボの位置と痛む部分(圧通点)が一致していなくてもかまいません。
その痛むところを親指でじわりと指圧します。あるいは全体に下から上へと指圧していっても良いでしょう。
これを適当に繰り返すと、腰のあたりの痛みが柔らいできます。
特に前屈(前かがみ)の時に痛む腰痛にはよく効きます。
更に腰痛の人はアキレス腱自体も硬くなっている場合も多いでしょうから、アキレス腱を踵(かかと)から上へと揉んで行っても、ツボ押しと同様の効果があります。
腰痛の人の仕事の前の準備としても、このツボの指圧&アキレス腱揉みはお勧めです。
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